2010年4月23日金曜日

2010.4.22 thu.

インタビュイーは残すところあと二人なのですが、そのうちのひとり、markkuのお母さんが体調を崩してしまいました。一応最後の日まで望みをかけているのですが、もしかしたら難しいかもしれません。
会う方みんなに「来年また会いましょう」と言って別れていますが、みなさんの年齢と体調からいって、もしかするとそれがかなわない方もいるかもしれません。でも、私たちが作品を完成させて、また来年やってくるのを楽しみにしてくれることで、少しでも力になったらいいなあと思います。

今日会った男性は、お父さんが政治活動をしていた方で、結婚や仕事にもいろいろと大変な出来事があった人でした。詳しくはここでは表せないのですが、これまでわりと幸せだった話をたくさん聞いてきたので、ちょっと今までとは違う感じを受けました。
でもそれが、悲しく暗いというよりも、いろいろあったけど、彼なりのユーモアを持って人生を生きているという印象を受けました。何も自分を良く見せようとしていないところが、すごく自然でした。

インタビューを受けてくれる人たちには、私たちはただ一回会うことしかできず、その日その時の印象しかわからないので、表面的にしか感じられない部分もあると思います。
あとからmarjaの話を聞くと、見えなかった部分がかなりあることに気がつきます。
でも、世界の中の小さな街のすごく個人的なことが、どこの誰にでもあるとても普遍的なことに繋がると思っています。
アートとして、どう表現できるか、三人でいろいろと話し合いました。

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